国立歌劇場近く、プロイセン宮殿建築現場をぶらりとしていた時のこと。表通りに面した工事現場を囲う板塀で、この「張り紙禁止 (bekleben verboten)」の文字に出くわした。一瞬、グラフィティかとも思う、強烈な存在感。遠くの交差点まで続くこの板塀を目で追ってみると、張り紙などは見えず、まっさらだった。 日本人的な目で見ると、このスプレー文字そのものが禁止行為なんじゃないか?と感じるけれど、単刀直入なコミュニケーションをよしとするドイツ人的な目で見れば、「禁止すること」を伝えたいんだから、効果的だよね?となる。 I saw this sign: “No Sticker” when walking down Unter den Linden near the construction site of Berlin Palace. The warning sign was sprayed on a wall that fences around the Palace. A clean wooden wall. Nothing was written or put […]