日本では「シメのラーメン」というけれど、ドイツでは「シメのケバブ」という。どちらの場合も、正気の沙汰ではなく、酔った弾みの空腹を満たしたいという錯覚に、罪の意識なく軽く乗っかる感じ。だから、オスロで出会った、ジャンク感の薄いこの看板には、くぎ付けになった。だって、この笑顔。「シメのケバブ」を表現しているのか、「美味しいケバブ」をアピールしているのか、表裏一体な感じがたまらなく惹かれる。「うっしっし」か「やっほっほ」、呑兵衛かシラフかで全然意味が違ってくる。 ふと思う。「オスロのシメ」は何だろう。想像するに、ここのケバブは酔いがさめるほどの値段だろう。正気に戻れるという意味で、オスロで「シメのケバブ」はありかも。 After bar hopping, a midnight snack in Japan is, no doubt, ramen, but in Germany it will be kebab. In both cases, it is a classic example of insanity, taking an advantage of a drunken delusion of wanting to satisfy hunger, which is […]