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Berlin AD No.1

ドイツの広告は、ショックを受けたり、恐がるかもしれない人のセーフガードを付ける忖度をしない。広告はある意味「大人仕様」で、そのインパクトを広告効果へと逆手に取ってるな、と思うときもある。このポスターの好き嫌いは分かれるかもしれないけれど、とにかく目をひきつけられるし、こんなに尖がったデザインをポスターに採用するベルリンって、かっこいいなと思う。(ちなみに、サイバー攻撃の危険を訴える内容) コミュニケーションがダイレクトなドイツは、さりげなさや控えめな表現を美徳としない。オブラートのかかっていない直球さは時にショッキングで、最初はとてもびっくりしたけれど、実際、世の中というものは汚いものも恐いものも、きれいでかわいいものと同じくらい溢れている。こっちの子供が時々に大人びて見える理由は、「大人仕様」の環境から色々と学んでいるからかもしれない。 German Ads have no safeguard for a potential audience who might be scared or shocked by their expression. It is made, in a sense, “for grownups” and I sometimes think, they maybe use that impact as an effect of the Ads. Whether you […]

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Viel Glück

Good luck を意味するドイツ語。Viel glück (たくさんのラッキーを)!これと似た言葉に、viel spass(たくさんの楽しさを = have fun)や vielen dank(たくさんのありがとう = thank you)なんかがある。 日本語と比べると、ドイツ語というのは驚くほど直球で飾りのない言語だと思う。時として(人によってはかなり頻繁に)、ぶっきらぼうに聞こえるその語感を、私はいつもマイナスの特徴と捉えている。でも、この言葉には、直球さゆえに懐にストンと入ってくる、「不器用な昭和の親父」みたいな素朴な良さを感じる。相当個人的な感覚かもしれないが。 語感のうんちくはさておいても、このマスキングテープをニヤニヤして張った人、このマスキングテープをニヤニヤして見た人。いつも歩いている普通の道なのに、私までニヤニヤ。飾りのないシンプルなドイツのメッセージ・オン・ザ・ストリート。 Viel Glück, viel spass and vielen dank. When they are translated literally, it will be “a lot of luck”, “a lot of fun” and “many thanks”. Sometimes, I have […]

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